「英語がうまく話せない。ネイティブみたいにかっこいい英語を話すにはどうしたらいいの?」
この記事では、そんな悩みを解決します。
どうも、ともです。
2012年から5年間フィリピンにある英語学校で働いてました。現在も本業で英語を使った仕事をしてます。TOEICスコアは、865点です。
現在の英語力は、こんな感じ。
結論から言うと、かっこいい英語を話すには発音がとても重要です。
僕も昔は発音が苦手で、かっこ悪い英語しか話せませんでした。
でも、あるポイントを意識して練習したら、劇的に発音が伸びました。
そこで今回は、僕が発見した「かっこいい英語を話すためのポイント」をシェアします。
- かっこいい英語を話すためのポイント
- おすすめの勉強法
かっこいい英語を話すには3つのポイントを意識しよう!
冒頭でも言いましたが、大事なことなので繰り返します。
かっこいい英語を話すためのポイントは発音です。
次の3つのポイントを意識すると、ネイティブのようにかっこいい英語を話せるようになります。
リズム
英語では、文の中で重要な部分を強く発音し、それ以外は弱く発音するというルールがあります。
強く発音する部分を内容語、弱く発音する部分を機能語といいます。
内容語 | 名詞、動詞(Be動詞以外)、形容詞、副詞、WhereやWhoなどのWH語、数字など |
機能語 | Be動詞、冠詞、前置詞、代名詞、接続詞 |
内容語と機能語の強弱によって、英語には独特のリズムがうまれます。
下の例文をもとに、リズムなしで話した場合とリズムを加えた場合を比べた音声を聞いてみましょう。
I am happy to see you because I’m a big fan of you. (あなたの大ファンなので、お会いできてうれしいです。)
だいぶ印象が変わると思います。
リズムがない場合、発音がロボットみたいでかっこ悪いです。リズムがある場合は、ネイティブの英語っぽく聞こえると思います。
ストレス(強弱)
英語は、単語の中にある母音のひとつを強く発音するというルールを持っています。
この強く読む部分をストレスと言います。
例えば、banana(バナナ)という単語は、ba-na-naという感じで2つめの母音を強く発音します。
日本語には、このストレスがありません。なので、日本人の英語はモノトーン(単調)に聞こえます。
では、bananaという単語をストレスなしで発音した場合とストレスありで発音した場合を比べてみます。
ストレスをしっかり意識するとバナナという発音すらかっこよく聞こえます。
リンキング(リエゾン)
リンキングとは、文章中にある単語の前後の音を繋げることを言います。
リンキングには、下記のようなルールがあります。
子音+子音 | 前の単語の発音が子音で終わり、後に続く単語の子音が同じ音か似た音で始まる場合、リンキングで繋げることができる。 |
子音+母音 | 前の単語の発音が子音で終わり、後に続く単語が母音で始まる場合、リンキングで繋げることができる。 |
例えば、「Let’s put it in a drop box(それは、ドロップボックスに入れよう。)」という文をリンキングなしの場合とリンキングありの場合で比べてみます。
リンキングがない場合の発音よりも、リンキングを使った場合のほうがかなりネイティブっぽく聞こえますよね。
Let’s put_it in_a drop_box
上記の文章の場合だと、リンキングにより赤色と青色の部分が繋がり≪れっつ ぷりりなどろっぼっくす≫という発音に聞こえます。
リンキングのテクニックを身につけると、英語がネイティブのようにスムーズに話せるようになるし、リスニング力も上がります。
おすすめの勉強法
ここからは、あなたがかっこいい英語の発音を身につけるためのおすすめ勉強法を紹介します。
無料でできるのでさっそく実践してみてください。
シャドーイング
シャドーイングは、英語の音声を1~2秒の間隔をあけて復唱する勉強法です。後ろにぴったりついて復唱するのが「影(シャドー)」のようなのでシャドーイングといいます。
おすすめは、Youtubeで字幕付きのスピーチ動画を見ながらシャードイングをすることです。
例えば、「English speech subtitles」と検索してみるとたくさんのスピーチ動画が出ていきます。
スピーチの話し手が話したあと、1~2秒の間隔をあけて復唱してみてください。
リズム感をつかむことが重要なので、もし意味が分からない単語などがあっても気にせずに、とにかく復唱を繰り返しましょう。単語の意味を調べるのは後で構いません。
Youtubeなら設定で動画のスピードも変更できるので便利です。
ものまね(アクティング)
インタビュー動画を見て、インタビューされる側(または、する側)の役になりきって発音練習をする方法です。
こちらも音声の後を追いかけて復唱するので、シャドーイングの応用編と言えます。
Youtubeで「(好きな俳優・女優の名前など) interview」と検索してみましょう。
今回は例として、「Ryan Reynolds interview」と検索してみました。
好きな俳優や女優、ミュージシャンなどの話し方をものまねしながらシャドーイングしてみましょう。
ただ復唱するだけでなく、表情や身振り手振りもまねしてください。感情表現やリアクションもまねることでリズムをつかみやすくなります。
ちなみに、僕がインタビュー動画がおすすめする理由は、次の3つです。
- ネイティブが日常会話で使っている表現がたくさん出てくる
- ネイティブが普段の会話で話すスピードで話している
- 質問側と答える側の役割がはっきりしている
インタビュー動画は、ネイティブが普段の会話で使っている表現が頻繁に出てきます。また、話すスピードも速いのでリアルな英会話のスピードに耳を鳴らすことができます。
インタビューされる側とする側の役割がはっきり分かれているので、質問の仕方や答え方などが学べるというメリットもあります。
つまり、とても実践に近い英会話の状況を想定して練習ができるわけです。
音読(オーラルリーディング)
文章を音読するのもとてもいい練習になります。
音読をするときのポイントは、音源がある文章を選ぶことです。
そこでおすすめしたいのが、「Voice of America learning English」(※以下、VOA)というアメリカ政府が運営する英語学習者用のニュースサイトです。
VOAが音読におすすめな理由は、次の3つです。
- 文章だけでなく音声も一緒についている
- 読み上げるスピードがゆっくりで聞きやすい
- 記事を読むことで単語量が増える
VOAは文章だけでなく音声も一緒についているので、ネイティブが話す音声をモデルにして音読の練習をすることができます。
読み上げるスピードもゆっくりなので、初心者でも聞きとりやすいです。
文章を読み、分からない単語があったら調べていけば単語量を増やすことにもつながります。
発音のレベルを分析するために、音読した声をスマホのレコーダーに録音して、記事内の音声と比較してみるのもいい方法です。
ちょっとした工夫でかっこいい英語が話せるようになる|まとめ
かっこいい英語を話すためには、発音を改善することがとても重要です。
勉強するときは、次の3つのポイントを意識しましょう。
- リズム
- ストレス
- リンキング
上記のポイントをおさえてYoutube動画をつかったシャドーイングやものまね、VOAをつかった音読の練習をするととても効果的です。
最初は苦労するかもしれませんが、続けていくとだんだん感覚で覚えられるようになってくるので頑張りましょう。