「Podcast(ポッドキャスト)が英語の勉強に使えるって聞いたけど、Podcastって、なに?詳しく教えてほしい。」
この記事では、そんな疑問に答えます。
どうも、ともです。
Podcast(ポッドキャスト)始めました。
こちらの記事では、Podcastについてまだ詳しく知らないあなたのために以下のポイントをまとめました。
- Podcastの概要
- おすすめのサービス
- Podcastを使うメリット
それでは、さっそくはじめましょう。
Podcast(ポッドキャスト)とは何か?概要を解説
Podcastとは、インターネット上で視聴できる音声配信サービスのことです。
専用のPodcast配信サービスを使って、音楽、ニュース、コメディ、教育、芸能、文化、小説など幅広いジャンルの中から、ユーザーが好きな番組を選んで視聴できます。
ざっくり解説するなら、様々なジャンルの音声コンテンツが楽しめるインターネットラジオみたいな感じですかね。
現在、世界中で70万を超えるPodcastがあり、2,900万以上のエピソードが配信されているそうです。
このPodcast、いま世界中で人気急上昇中です。
MAGNAという、アメリカのメディアリサーチ会社が世界各国のPodastの月間視聴割合(1ヵ月に国民の何割がPodcastを聞くのか)を調べたデータがこちら。
Magna Podcasting Report 2019 参照
サウジアラビア | 40% |
台湾 | 39% |
カナダ | 36% |
スウェーデン | 29% |
中国 | 26% |
アメリカ | 26% |
オーストラリア | 22% |
韓国 | 22% |
ブラジル | 19% |
・・・ | |
日本 | 8% |
サウジアラビアでは、国民の40%がPodcastを聴いています。すごいですね。
中国のPodcastマーケットも急拡大中でリスナーの多くは郊外に住む大卒の知識層のみたいです。
アメリカでも、2014年に4,200万人だった視聴者数が2019年には9,000万人にまで跳ね上がっています。
日本は、割合が8%とまだまだ知名度が低いようです。これからの成長に期待。
おすすめのPodcast配信サービス
次に、Podcastってどうやって聴いたらいいのかという説明に移ります。
有名なPodcast配信サービスは、以下の3つです。
- Apple Podcast
- Spotify
- Google Podcast
Apple Podcast
2005年にipodとBroadcast(放送)を掛け合わせたPodcastという造語を生み出したPodcastの生みの親です。
100ヵ国語以上の言語で55万を超えるPodcastを配信。
2018年時点でマーケットの52%のシェアを獲得していた業界No.1配信サービスです。
Apple Podcastは、Appleストアでしかダウンロードできないにも関わらずこのシェアですから、Appleユーザーの多さを痛感します。
Spotify(スポティファイ)
2008年にスウェーデンで設立。70ヵ国以上に50万を超えるPodcastを配信しています。
iOSやAndroid用のアプリ、ウェブブラウザ上でも視聴が可能。
2018年時点でマーケットの19%のシェアを獲得しAppleに追随する存在です。
2019年には、米Gimlet MediaやAnchorという情報配信サービスを傘下に収め急速に市場を拡大しています。
無料と有料のプランがあります。
Google Podcast
GoogleもPodcast配信してます。
でも、2018年時点でマーケットの0.9%程度です。あんまり力入れてないのかな。
視聴は、無料です。
日本国内の配信サービス
日本国内にも独自の音声配信サービスがあります。
- Voicy
- SPOON
- RadioTalk
- stand.fm
Voicy
2016年に始まった音声メディアです。
質の高い音声配信をモットーにしており、審査を通過した話し手のみが音声配信可能です。
ビジネス系、時事系などのマジメなネタが多い印象。
キングコングの西野さんやホリエモンこと堀江貴文さんもコンテンツ配信してます。
SPOON
韓国発の音声アプリ。匿名での配信も可能です。
審査も特になくアマチュアの人でも配信可能なパブリックな配信サービス。
2chに近い雰囲気があります。
Radio Talk
一般人でも無料でラジオが配信できるサービスです。
1回のトークに12分という時間制限があります。匿名での配信も可能。
配信者がリスナーから収益を得られる「さしいれ」という仕組みも導入しています。
また、Radiotalkで作成した番組は、RSSを通してApple PodcastやGoogple Podcastにも配信が可能です。
stand.fm
2020年4月に設立されたばかり。簡単に音声を録音し発信できるラジオアプリです。
審査もなく一般の人でも配信可能です。
使いかたも簡単でBGMも豊富にあるので今後Podcastを始めるたい人には入りやすいかも。
Podcast(ポッドキャスト)を聴くメリット
最後にPodcastを聴くメリットの話。
メリットは、ざっくり次の2つです。
他の作業をしながら視聴できる
Podcastのいいところは「ながら視聴」ができるとこです。
- 筋トレしながら
- ジョギングしながら
- ヨガしながら
- 家事しながら
- 通勤しながら
などなど、別の作業をしながら視聴することができます。
僕はよくジョギングの最中にPodcastを聴きますが、走りながらも勉強をしてるっていう効率の良さを感じます。
単純に、勉強になる
Podcastは、めちゃくちゃ勉強になるコンテンツがたくさんあります。
僕は、次の3つのジャンルをよく聴きます。
ビジネス系 | Preside onlineが配信するチャンネルや本田健さんの人生相談、アメリカのメディア起業家Gary Vaynerchukのチャンネルなど有益ビジネス系チャンネルがおすすめ。 |
ニュース系 | 聴く日経、The economist、BBC World serviceなどのニュース系のPodcastもおすすめ。時事ネタが知れるし、海外の番組は英語の勉強にもなりますよ。 |
教育系 | 英語学習系が結構多い。バイリンガルニュースやHapa英会話なども人気。 |
英語学習にPodcastを活用している日本人は結構いるみたいです。
肌感覚ですが、僕の周りだと海外留学経験者が多いように感じます。
個人的にはニュース系など時事情報が学べる番組を聴くのをおすすめ。
僕も通勤時やエクササイズをしているとき、たまに在宅ワーク中も「ながら視聴」で上記のPodcastを聴いてます。
Podcastは、日本でも人気が出そうな予感|まとめ
まとめます。
Podcastは、ネット上で視聴できる音声配信サービスです。
2005年に世に出たサービスですが、15年を経たいま世界中で視聴者が急増している激アツなツールです。
Podcastを視聴したい場合は、Apple Podcast、Spotify、Google Podcastといった世界的に有名なPodcast配信サービスを使うのがおすすめです。
すべて無料で楽しめます。(Spotifyには、有料プランもあり。)
日本にもVoicyやRadiotalkなど独自の音声配信サービスがあります。
Podcastを聴くメリットは、他の作業をしながら番組を楽しめる「ながら視聴」ができて、かつ内容も勉強になるものが多いこと。
効率的に情報収集や勉強ができるのでとってもおすすめです。
現在はまだ、日本で音声配信サービスを収益化する動きはそこまで積極的には進んでいませんが、アメリカでは収益化の仕組みがどんどんできあがり、市場規模が大きくなっています。
その流れを見ると、日本でも1~2年後にはPodcasterがYoutuberに次ぐ人気媒体になっている可能性も十分にあります。
今後も増えていく予感がするのでアンテナを張ってみておくといいかも。楽しみですね。